奇跡の大型パライバトルマリンルースで1.7ctありますが、こちらはパライバ州のパレーリャスで仕入れたパライバトルマリンです。熱帯地域であるパライバ州産のパライバトルマリンはブルーやグリーンの海のカラーを反映していてブラジルノルデステと呼ばれるパライバのビーチそのもののカラーです。愛クリーンですが、若干のインクルージョンが入りますが傷と言うほどのものではなくサイズも含めてvvsのパライバトルマリンのルースです。●ブラジルでも数少ないブラジル産 特上パライバトルマリンブラジル産のパライバトルマリンはソフトにも光ネオンカラーにも輝きます。よりマリンブルーに近いネオンの碧は、パライバ産のみの光り輝きを放ちます。●パライバトルマリンを産出するブラジルノルデスチについてパライバトルマリンの産地として知られる「パライバ州は湿度がなく年間を通して平均気温が27度」とブラジルでもより暑い地域となります。そしてパライバトルマリンルースのようになきれいなブルーグリーンの海が広がっていてパライバ州はそんな美しい海に面しているので、何十年もかけてパライバの海が宝石となったのがパライバトルマリンであり、ガリンポ（採掘）の最には、その多くが宝石品質に満たないものです。●20年間保管していたパライバトルマリンパライバ州での仕入れにおいて長年パライバトルマリンのルースを保管していたオーナーからの仕入れで1.7ctのパライバを仕入れることが出来ました。もし「今年採掘していたものならば最大級のパライバトルマリン」となると思います。●パライバトルマリンの採掘が禁止となった背景すでにバターリャ産のパライバトルマリンは産出されていない状態です。パライバトルマリンが今現在採掘されていない理由の一つとして、ブラジル連邦国下採掘を禁止していて、パライバ州のバターリャやパレーリャス等の地域は採掘どころか立ち入り禁止区域となっています。現在は採掘は行われていないのが現状で国によって地域は管理下に置かれているので、厳重な警備の元に採掘が出来ない状態となっています。そのため以前にパライバトルマリンを取得したオーナーから入手する他ないのです。●今回のパライバトルマリンはクリアで特大サイズよりアクセサリにインパクトをつけたい方、またよりオリジナのバターリャ産で高品質なルースをコレクションしたい方に是非おすすめです。私自身もパライバファンとしてワクワクする素晴らしいルースです。常に仕入れからジュエリー品質のパライバトルマリンやインディゴライトを探しています。パライバトルマリンの地理的地域ブラジルのパライバトルマリン採掘現場のほとんどは、5億3000万年から4億8000万年前（Ma）に珪岩またはメタコングロマリットに貫入したペグマタイトの一次鉱床です。ナイジェリアとモザンビークの鉱山は、トルマリンが元の母岩ではなく沖積層から回収される二次堆積物として発生します。しかし、パライバトルマリンの微視的含有物と宝石学的特性は、両方の大陸の堆積物間で類似しており、一次および二次堆積物から収集された銅含有パライバトルマリンの非常に類似した地質形成を示唆しています。ブラジル北東部とナイジェリア西部の地域の地質は、主に650〜480Maで発生したブラジル-パン-アフリカの造山運動に関連する火成岩と変成岩で構成されています。モザンビークでは、トルマリンの母岩は、ゴンドワナ超大陸を形成した陸塊の凝集と大陸衝突を伴う東アフリカの造山運動中またはその後に発見したペグマタイトです。