出品者は、50年あまり、キヤノンのレンジファインダーファンとして過ごしてきましたが、終活の時期となり、処分を進めています。底ぶた式キヤノンでは、最終型のⅡD改型、ⅡS改型、ⅣSb改型を好んで集めていました。出品物は、ⅡS改型ボディと、キヤノン50mm 1：2.8（愛称ゼブラ、純正フード付き）、パララックス連動ピン対応式ユニバーサルビューファインダー、ファインダーカプラーのセットです。コンパクトなボディとレンズに、外付けファインダーとファインダーカプラーを組み合わせ、頭でっかちで背の高いスタイルにして、メカニカルな魅力を強調しています。飾っておけば可愛く、操作すれば楽しく、持ち歩けばお洒落という、キヤノンのフィルムカメラを味わうのに最適なセットと思います。
【キヤノンⅡS改型ボディ】出品物のⅡS改型ボディのシリアルはNo.219852、底ぶたに細かいすり傷があるのを除くと、ほかには傷も少なく、かなりきれいな【キヤノンレンズ50mm 1：2.8】愛称ゼブラと呼ばれる軽量コンパクトなキヤノンレンズ50mm 1：2.8です。出品物のシリアルはNo.12418、回転ヘリコイドで、フィート目盛り、最小絞りは16です。レンズ鏡胴部外観にはすり傷が少々ありますが、きれいなほうです。レンズの前後から覗くと、傷やクモリも見えず、大変きれいな【キヤノンユニバーサルビューファインダーV】本来は、キヤノンV型・L型・VI型のパララックス連動ピン付きアクセサリーシューに取り付けて使うユニバーサルビューファインダーVで、シリアルはNo.24602です。焦点距離変更リングには、35mm、50mm、85mm、100mm、135mmにクリックがあります（90mmは目盛りのみ）。「ケプラータイプ実像枠式ファインダー」ですので、倍率は変化せず、長焦点になるほど視野がせまくなり、100mmや135mmでは、小さな画像を見ることになります。ファインダーとしては、35mmと50mmで使うのに適していると思います。出品物の視野には、ほんの少々ニジミとクモリが感じられますが――何台も手にした経験から判断すると――かなりクリアな部類で、室内で使っても十分な明るさとシャープさがあります。
【キヤノンファインダーカプラー】キヤノンV型・L型・VI型用のパララックス連動ファインダーを、連動ピンのないタイプのカメラに取り付けて使うための手動パララックス補正装置です。本オークションでも半年に1個くらいしか出品されない希少なものです。出品物のパララックス補正レバーの目盛りはフィート目盛りです。
※すべて現状渡しです。テスト用フィルムを使ってフィルム送り・巻き戻しのチェックをしていますが、実写チェックや、シンクロのチェックまではしておりませんので、すべて現状渡しでお願いします（クレームはお受けできません）。申し訳ございませんが、領収書の発行はいたしません。