92年製のギブソンのキングオブフラットトップ、最上位機種のJ-200です。製造から30年経過し木材も乾いており、またこちらは当方がこだわりの調整をしていますので弾きやすく、鳴りとサウンドが抜群に良い一本です。楽器店で鳴らない、値段だけ高い物を買うより絶対に良いと自信を持ってお勧め出来ます。
トップのサウンドホール左上あたりに塗装面の傷のタッチアップあり。また左右に塗装クラックがありますが、この年代はウェザーチェックが激し目に入るという特徴がありますので（90年代前半頃の特徴）仕方ないというかウェザーチェック（ラッカー塗装面のクラック）ですので何ら問題はありません。一応ボディ内部からも全体チェックし、木部には何らクラック等異常ないことを確認しています。またネック裏にも目立ちませんが一部塗装のタッチアップがあります。他は小傷はありますが大きな傷はありません。
ピックガードの柄に消えている部分がありますがこれはこの機種の宿命とも言えます。柄が消えないタイプの交換用ピックガードも市販されていますのでそちらに交換するのも良いと思います。
プレイコンディションは完璧にセットアップ済みで、プロの工房にてアコギのサウンドの要である牛骨サドルをオーダー製作し、各部調整済みでネックはストレート、弦高2.5ミリと2ミリほどにセッティング済みで抜群の弾きやすさです。トラスロッドも余裕あります。フレットも減りは少なくほとんど残っています。
鳴りとサウンドも最大限に引き出されおり、ライブやレコーディングにも即戦力の
当方は長年理想のアコースティック・サウンドを研究、追求しており、それぞれのアコースティックギターの鳴りと弾きやすさを最大限に引き出す方法、理論を熟知していると自負しています。抜群に弾きやすく、どこで買われるより鳴りの良いギターであることに自信があります。
アコギの鳴りとサウンドの要であるサドルは各部の面出しやフィッティングを精密に行っています。アコギにおいてサドルの工作精度は、大げさでなくそれ次第でそのギターが当たりかハズレかをも決定してしまうほど重要な部分です。この部分、実はギブソン含めほぼ全てのメーカー、ルシアー製ギターでおろそかになっています。ギター工房であってもちゃんと精度を出せる人は少ないです。当方の出品ギターはこの重大な点が改善されています。
よくギターの当たり外れなどといいますが、アコギの鳴りやサウンドは個体差というよりは腕の良いプロ、専門家による繊細な調整で大きく変わります。どうしようもない個体差ではなく、実際はどれだけ腕のある者が調整したかで決まるんですね。よく何本も弾き比べて一番良いのを選びました、とか大した根拠もなくこれは激鳴りです、当たりのギターです、などというコメントを見ますが、ほとんどがその人の主観的なものですし、大半が根拠に乏しいただのセールストークです。説明に「激鳴り」や「超」とかビックリマーク「！」を付ける人は特に要注意です。実際は大したことないものを良く見せようとする、明らかな誇張表現ですよね。本来は説明するのに超とか激など使う必要は全くない訳ですし。全て当方の経験談です。
買った当方にとってはギターを弾き比べる必要はなく、目の前のたった1本を本当の意味で当たりにする技術、知見があります。出品中のギターは、納得のいくまで丁寧なチューンナップ、セッティングを施してから出品、お届けしていますので、本当の当たりギターを提供出来ているかと思います。